彫刻刀の漆塗り (Part2&3) [木彫学院]

漆塗り作業と並行して、毎回彫刻刀2本の刃の研ぎをしています。

刃の研ぎは、毎回涙ぐむ結果になり、このままでは彫刻をするために研いでいるのに、彫刻本番で使う前に、研ぎすぎて刃が短くなりすぎて、使えなくなるのではないかという恐怖を感じつつあります。

先生が研ぎの方法を実演で見せてくれるのですが、正しい方法、正しい力のかけ方…、いつ解るのでしょう。見た目よりはるかに難しいことを痛感します。

でも、一人前に普通に研げるようになるまで1年くらいかかるとのことですから、今の時点で思い悩んでも仕方がありません。ひたすら繰り返し体得することに努めるしかなさそうです。

王道に近道なし、ということですね。

ブログに、これらのことを記録したいのですが、作業がたくさんあって、気づくとタイムアップになります。とにかく、目の前の作業をいっぱいいっぱいになってやっているので、なかなか写真が撮れずです。

時間が欲しいです。今日は再度、漆塗りを行いに教室に行く予定です。これで3回目。
赤のカシュー(人工漆)を塗っては、表面のざらつき、ブツブツした気泡やゴミなどを取り払い、表面を完全に滑らかにした状態にしてから、黒い漆塗りに入ります。

カシューにだまが結構あるので、塗ったときになるべくだまの部分を取り払っているのですが、乾いた柄を見ると、ざらざらがたくさんあります。

今回は、もっと適切に塗ってきれいに仕上げられるように祈るような気持ちです。

それでは、また、次の記事にて結果をお知らせします。
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V-MAX

たくさんの彫刻刀を研ぐ作業ご苦労様です。
 包丁を研ぐのも大変なのに、たくさんの彫刻刀をとく作業、ものすごい労力だと思います。

 研いだ後の堀味?をたのしみに、がんばってください。

by V-MAX (2011-01-09 01:18) 

梅結香

途中途中で少しずつやっている研ぎは、失敗が続くので刃先が短く、下手をしたらなくなって使えなくなるかもしれません。

まともに研げるようになるまで、朝から晩まで彫刻を続けている人でも1年かかるそうです。

何にしても、すぐに上手になれることは1つもないので、地道に頑張りますね。苦労あって初めて喜びも大きくなるというものですよね。
by 梅結香 (2011-01-13 23:45) 

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