お地蔵様 [木彫学院]

先週木曜日で、お地蔵様の本体の仕上げが終わりました。
鼻が細くなったり、表面のざらざらが残っていたり、耳が滑らかでなかったり、問題点はまだ残っていますが、これで終了です。お地蔵様をのせる台座を作成したらセットで完成となります。
教室では、聖観音様の頭を製作した次は、いきなり聖観音像立像になったため、このちいさなお地蔵様は今回が初めてです。
製作してみてほんとに可愛くて気に入りました。時間があれば、このシリーズの薬師如来様や毘沙門天様なども製作してみたいです。

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さて、そうこうしている間に、お地蔵様の次のパネルの準備も・・・。板に絵柄をトレースし、画像の赤く色づけした部分を抜く作業があります。最初、角や入り組んだ箇所にドリルで穴をあけ、その後糸のこミシンをひきます。この画像はドリルで穴をあける前の状態ですが、土曜日に糸のこをかけたので、次回の学院から彫りに入っていきます。

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ソウル 国立中央博物館 [彫刻]

6月下旬、職場の同僚3人でソウルに出かけることになりそうです。

最初1泊を計画しておりましたが、それでは生きたいところに行く時間が足りず、2泊になる予定。

今回のみどころは、国立中央博物館。そこには、韓国の仏像が多々展示されています。弥勒菩薩像もあるそうなので、日本の弥勒菩薩とどう違うか、観察してこようと思います。

http://www.bell.jp/pancho/travel/korea-2/chuo_museum.htm

同僚の1人がソウル出身の女性なので、美味しいレストランもつれていってもらえる予定なので、今から楽しみです。韓国語も覚えなくては~。

金環日食

2週間ほど木彫学院を離れておりました。
仕事の研修がどっと予定されていたので、しばしのお休みでした。
夜間コースに通うと夜遅いので、少し早く帰宅できると身体が楽だと思いきや、かえって体調を崩し気味でした。やはり、彫刻は心身ともに私にとって不可欠!

さて、今日は朝から大きなイベントがありましたね。

7時半頃、私の住む川崎においても、金環日食が観れるということで、ドキドキで朝を迎えました。

が、こういうときに限って、天気予報ははずれず、空には分厚い雲が覆いかぶさり、雨もポツポツ。

楽しみにしていたけど、七夕と同じでその日に限って星が見えないのとおんなじ!と、思ってました。

と、ところがです。その時間近くになると、雲間に時々太陽の姿が!!!!

これが、うちの前で撮ったその姿です。いつもなら、ちょうど出勤時間なので、太陽を眺めていることはできなかったはずですが、今日は仕事を休んだため、しばらくこの世紀のイベントに参加することができました。(感謝感謝)

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明日からまた木彫学院に復帰です。楽しみです。おやすみなさい。

お地蔵様 [彫刻]

現在、小さなお地蔵さまの製作中です。高さが7センチほどでとってもかわいく、眺めているといつまでも癒されます。もうちょっと仕上げをしたら完成になります。

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GWも終わり1週間が経ちました。GWはゆっくりした分、この土日は休みたい・・・と思いつつも、いつも通り多々用事に追われ翌週を迎えます。来週は仕事が目白押し。緊張が走ります。

いままで、ブログ中で個人的なことを紹介しておりませんでしたので、ちょっと紹介させて頂きます。

私の職場は、英語チームが翻訳したものを多言語翻訳者が自分の言語に翻訳するという流れで、指示や説明をしながら仕事が進んでいきます。自分のポジションは英語です。マニュアルやヘルプの作成が主な仕事ですが、ソフトウエアのReadMeやEULAや、ドライバ画面のボタン名なども翻訳します。
多言語翻訳者に分からない英語を書いてしまうと迷惑がかかるため、常に仕事では緊張が走ります。

1つ楽しいことは、最近英訳ではなく、まず日本語を読んで修正・改善に時間をかけ、簡単な英語にして翻訳依頼をし、多言語翻訳結果をチェックするという仕事も増えています。語学好きな自分としては、仕事をしながら各種言語に触れ合えるということで、おいしい恩恵を受けています。

・・・なるべく楽しい!と思って仕事をすることが大事なので、工夫してお仕事をするようにしています。

夜間の学院は、それが終わって1時間半ほど電車で移動してから開始なので、疲弊状態から始まりますが、彫刻を始めると、うそのように集中し、気づいたら先生に質問しないで時間が過ぎてしまうこともあり、楽しさの証拠です。ストレスも解消されて、すっきり帰宅し、翌日のエネルギーの源にもなっているんですね。

こうやって、今は自分の時間を自分に多く割ける自分ですが、子育て中はこう見えても、めまぐるしい毎日を送ってきました。(いま、私は生活感がない不思議なキャラですが、一応以前は良妻賢母だった気がします。)
子供2人は保育園に預けて共働き+単発在宅翻訳をこなすと、寝る時間が4時間あるかないかでした。
こんな日々が10年間くらい続いて、やっと少しずつ変わってきたように思います。
あの頃は、彫刻も絵を描く余裕もなく、全力で子育てをしてきたので、いまこうして自分の自由な時間がもてるようになり、学院に通わせて頂いていることが本当に贅沢なことだと思います。
これから先どれくらいできるか分かりませんが、とにかく今できることを一生懸命やることが大事ですね。

なかなか、進歩が見えない自分ですが、ちょっとずつでも進めたら数ヵ月後、1年後には変わってくることを信じて取り組む意識で頑張ります。

毎回先生から教えて頂いているのは、ノミ跡を意識して仕上げることですが、何度トライしてもうまくいきません。技術力は何度も何度も繰り返して初めて後から付いてくるものなので、とにかく繰り返しやってみるとこが大事だと思います。が、それに加えて、彫刻刀の研ぎが不十分なことは、もっと注意してこまめに研ぎをしていい状態で彫ることが仕上げには不可欠のようです。ここも、切れる・切れないの判断が、まだ分かっていないのと、自分が研ぐとどんどん刃が切れなくなってしまうので、ここが試練です。

めげずに頑張ります。

開き手&仏頭 [木彫学院]

久しぶりの更新です。

2月末から3月にかけて、開き手を彫刻しました。
その後は、仏頭です。

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観音様(12-02-16) [彫刻]

久々にアップします。
全体のしわの整理に入っております。
本当に綺麗なしわに変身していくのかどうか、、いまのところ全く先が見えませんが、ひたすら1つずつ綺麗に整理されたしわを想像しながら手を動かしています。
前回との差が全く分からないのですが、いまこのような状態です。


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握り手(大)&開き手(大) [木彫学院]

更新がなかなか進まずですみません。

握り手の小さいほうをご紹介しましたが、その後は握り手の大きい作品を作成しました。

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その後、開き手に入りました。この開き手というのが、なかなか形をとるのが難しいです。現在、形をほぼ出し終えて、整理と仕上げに入っております。
(こちらの写真は出来上がり次第、別トピでアップいたします)


先週の学院では、研磨機をお借りして彫刻刀を研いだのですが、いままでで一番うまく研げたように思いました。毎回、研ぎに失敗して心の中で泣いていましたが、ほんの少しうまく行っただけでも、こんなに嬉しく思えて手ごたえを感じた瞬間でした。

このようなことを少しずつ積み重ねていって、気づいたら上達していた・・・ということになるのでしょうか。
ひそかに期待感をもって頑張ります。いつも先生、ありがとうございます。

握り手(小) [木彫学院]

学院では、地紋彫り→仏足(小・大)→仏手(数種類を小・大)の順で製作して、その後に仏頭、お地蔵様という風に順番を追って勉強していきます。

私はやっとやっと仏足を終えました。こちらが作品です。

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先週から握り手を彫っています。

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細かい作業なので目の焦点が合わなくなったり、同じところを無駄に繰り返し彫っていたり、なかなか思うようにはいきませんが、ようやく今日握り手(小)の左手の形ができました。後で他の手と一緒に爪を入れるのですが、現段階ではつめはなしです。

指を曲げている内側は、実は刃の先端が曲がったものを使わないと彫れないということで、私はその彫刻刀がないため断念しました。・・・少し先に、このタイプの彫刻刀を製作することになったので、そのときまでいったん作業は終わりです。

しかし、今日は寒いですね。部屋にいても体中が凍りつきそうです。

観音様 (12-18) [彫刻]

久々にブログを更新しています。
今日は、木彫教室でした。
去年3月より観音様を彫らせて頂いています。現在の状況はというと、、、全体の形と衣のしわを出し、いまは手に入っています。
おおまかな大きさで残されていた手の部分の木の塊を彫り進め始めましたが、指など小さく細く折れてしまいそうなので、細心の注意を払いながら作業をしています。
しわの整理や頭部の追い込みなど、まだまだ完成まで先が長いのですが、一歩一歩ゆっくりでも着実に進めていきたいと思います。
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地紋彫りの次は [木彫学院]

地紋彫りという長い長いトンネルを抜け、最近やっと仏足の彫刻に入りましたが、ようやく、この仏足も終盤を迎えました。点眼ならぬ、足の指につめを刻んで完成に至りました。

振り返ってみると、仏足を教室で彫った記憶は4年くらい前・・・。今回は2度目ですが、ひさしぶりすぎて、どう彫っていけばよいやらでした。

けれど、彫っているうちに、うっすらと記憶が蘇って来て、ちょっと自分の心に余裕ももてたかなと思います。
ただ、地紋彫りのときは、仕上げが綺麗にいかなかったので、今度こそはきれいな仕上がりを頭に描いてそれを目標にしたのですが、やっぱり、思い描いても、それ通りにはいかないものですね。

自分がイメージする仕上がりを思い描きながら、それに少しずつ近づいていく努力をすることが大事だと思って、少しずつ目標を高めて頑張ろうと思います。それが修行というものですね。
きっと、何度も何度も繰り返し作業をしていって、ある日、自分の成長を実感する日がくるものと思います。

前回、少しだけ「握り手」の彫りに入りました。明後日はその続きを行います。なめらかで美しい手になるよう、気合いを入れて頑張ります。

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